訪問介護のお仕事は命がけーヘルパーさんの待遇向上を!

新聞記事より。

コロナ禍で、通所型の介護サービスが利用しにくくなったため、在宅介護や訪問看護を「頼みの綱」として需要が殺到しているが、現場は人手や物資の不足で十分なサービスを提供できない状況。そんな中で職員さんたちは、なんとか利用者を助けたいと「命がけ」で訪問を続けている…そんなシーンがクローズアップされています。

記事にもある通り、食事の用意や掃除といった生活援助サービスの専門性が低くみられ、賃金の引き下げが続いており、それが訪問介護・看護業界の人手不足の背景になっている現状があります。

従事者は「こんな時だけ頼られても、こんな安い給料では働きたくない。だけどプロとしての使命感・正義感があるから、利用者を見放すことができない」という葛藤の中で引き裂かれています。

国が在宅介護を推奨しているのなら、訪問ヘルパーさんの待遇を良くしなくては本末転倒ではないのでしょうか?

私自身も、家事代行の仕事を立ち上げる前は、ヘルパーの資格を取って、訪問介護のお仕事をやっていたので、その気持ちがよくわかります。

始める前は「ある程度自由な時間を仕事に充てることができるし、残った時間で子育てをしたり、勉強をしたりできるのでいいかな」と思っていたのですが、実際に現場に行ってみると本当にたいへん。

入浴介助、おしもの介助など、お手伝いすることがお一人お一人違いますし、何よりもまず、人間相手のお仕事なので「相性」というものがあります。私が少しでも「嫌だなぁ」とか「お仕事と思っても行くのが億劫だな」と思うと、敏感に利用者様はわかるようです。

チューリップでの家事代行・高齢者の生活サポートのお仕事にしても、基本的には同じです。人対人のお仕事なので、時には、想像してもいなかったようなトラブルが起きることもあります。こちらは誠心誠意、サービスをさせていただいていても、お客様にそれが100%伝わるとは限らない。特に、心身が弱くなっているご高齢の方においてはそうです。ちょっとしたことで、勘違い、すれ違いが生まれて悲しい思いをすることもあります。私たち家事代行スタッフも、この記事にもあるように、まさに「命がけ」でお仕事をしているのです。

それでも私がこのお仕事を続けているのは、ベタな言い方ですが、「いつもありがとう」とお客様が喜んでくださる、その笑顔を見るのが嬉しいから。

厳しい仕事ですが「私たちがやらなくては誰がやる、この人たちはどうなる」という気概と誇りを持って日々、サービスをさせていただいています。

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