
私たちチューリップは、小さな子どものベビーシッターから、働く世代の家事代行、高齢世代の生活サポートまで、幅広い世代の生活のお手伝いをさせていただいています。
現場では、スタッフとお客様の間であたたかい心の交流や、時には、思いがけない相乗効果が生まれることもあります。
先日、私たちが掃除や買い物のお手伝いをさせていただいている、89歳の男性のお客様から、「チューリップさんに入っていただくようになって、気持ちが若返り、生活に活気が出てきた」とうれしい報告がありました。
このお客様を担当しているスタッフには2歳の男の子がおり、お仕事の間、子どもを一人にしておけないので、お客様のお家に一緒に連れて行っています。
スタッフが掃除している間は、お客様がこの子の相手をしてくださっています。スタッフが買い物に行っている間も二人で仲良く留守番してくれています。
その子はまだ幼いからか、お客様のことを自分のおじいちゃんだと思っているらしく、家に着くなり、「おじいちゃん、あそぼ!」とお客様の手を引いて遊び部屋に行ってしまうそうです。
お客様も、その子を自分の孫のように可愛がってくれていて、来てくれるのが毎回楽しみだとのこと。
まさに、互いにプラスを生み出す相乗効果が出ているようです。
細かいルールに縛られず、スタッフもお客様も自由に動ける保険外サービスだからこそのエピソードかもしれません。
近年、核家族化が進み、子どもも高齢者も家から出ないで引きこもりがちになり、社会との「つながり」がどんどん薄くなっています。
今回のような事例は、そうした社会問題への一つのヒントとなるように思います。
こうした温かいつながりがどんどん増えていけばいいな、チューリップがそのためのきっかけとなったらいいなと願っています。