子どもをみんなで育てるということー「祖父母力」の必要性

新聞記事より、

地域の年配者らが子育てに関われる仕組みづくりを目指すNPO法人「孫育て・ニッポン」理事長の女性のお話。

生みの親は、「ちゃんと育てなきゃ!」と思うがあまり、つい視野が狭くなり「これはダメ」「こうしなきゃ」と厳しく咎めてしまいがちです。

そんな時、親とは異なる、より余裕のある視点で意見してくれるおじいちゃん・おばあちゃんは貴重な存在。

私は岐阜から京都に嫁いできたため、遠方の両親に頼ることができず、ほぼ一人きりで手探りで3人の娘を育ててきました。時には「子どもを置いて外出したい…」と思ったものです。その当時は、今のように家事代行サービスなんてありませんでしたしね。

そうして苦労して育ててきた娘たちも、今ではすっかり大きくなって、結婚・出産をし、初孫は6歳になりました。

私自身が子育てで苦労した経験から、娘にたまには息抜きをさせてやりたいと、孫を預かって遊びに連れて行ったりするのですが、娘にはその思いはなかなか伝わらないようです。

また、孫かわいさのあまり、ついつい子育てに口出ししてしまうのですが、娘や婿さんは鬱陶しそう。(おばあちゃんあるあるですね…)

ところで、最近、核家族での子育てを離れて、様々な人たちの間で子どもを育てようと考える親御さんたちが増えているようです。

高齢者と子育て世代が交流するシェアハウスというのも時々聞きます。「祖父母力」が世間にじわじわと浸透してきているのだなと感じます。

私たち、家事代行サービススタッフによるベビーシッターも、ある意味で、親とは異なる客観的な視点で子どもを育てる「祖父母力」と近いものがあるのではないかと思います。

「とがめるより、補う」。いいキャッチフレーズだなと思います。

家事に仕事に忙しい親御さんにとって、たくさんの人が子育てをサポートしてくれ、自分たちの足りないところを補ってくれるのはとてもありがたいこと。

また子どもにとっても、様々な人の価値観に触れながら育つのは大変良いことだと思います。箱入り娘・息子で育つよりも、より「タフな」人間に成長するのではないでしょうか。

昔に比べてはずいぶんポピュラーになった、家事代行やベビーシッターではありますが、まだまだ、子育てや家事はお母さんがするものという世間の認識は根強いなと感じています。高齢者の生活サポートも同じ。介護は家族がするもの、と思い込んで、共倒れになるというニュースもよく見かけますが、そんな時、自分たちで抱え込まないで、もっともっと、私たちを頼ってくれればいいのになと思います。

子育てに家事に、全部を家族の中だけでやろうとしなくていいんです。苦手なことはどんどん外注する。それが当たり前になるような未来の社会を時々、空想することがあります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です