元旦の雑煮はコンソメ味

日本外務省によると、中南米で暮らす日系人は224万人。アルゼンチンやペルーでは、1800年代から移住が始まり、ブラジルでは1908年からで、世界最大の日系人社会がある。各国の日系人は勤勉さで信用されています。

昨年12月中旬、恒例の盆踊り大会が2年ぶりに行なわれた。ここに「メロンアイス」を出品している堤広行さん(74才)。二つ割のメロンにアイスクリームを豪快に盛ったもの。甘いメロンは、長年改良を重ねて完成させた自慢の一品です。

堤さんは1975年に、妻の和子さんと入植し、現在は250ヘクタールの畑(今は次男が継ぐ)で、メロンや大豆を作って暮らしておられます。その始まりは、お正月返上での作業で、せっかく差し入れてもらったお餅も、だしを取る時間もなく、やむなくコンソメ(固形)味のお雑煮を作った、その名残で今でも元旦のお雑煮はコンソメ味になっているということです。

イグアス移住地では、80年代「不耕起栽培」と呼ばれる農法が確立され、大豆の生産量が飛躍的に増え、パラグアイを世界有数の大豆輸出国に押し上げる原動力になりました。

堤さんは熊本県に生まれ、東京農大在学中にアフリカやインドの飢餓に胸を痛め、苦しむ人たちの役に立ちたいと農業を志した。在学中にブラジルやパラグアイで実習する機会があって、大学の後輩だった和子さんの卒業をまって、わずかな貯金で、新婚で海を越えたという。入植後は日系人の共同農場に加わったが、生活は苦しく、主食はかぼちゃ。独立後、借金してメロンなどの栽培をはじめ、広行さんは倉庫を作る時に片目を失うなど大変な事もあった。妻の和子さんは「イグアス日本語学校」の先生ー後に校長を勤め、日本の文化習慣を子供たちに教えている。世代がすすめば現地との同化が進む、さけては通れない道だが、「子供たちにはより広い世界があること、協調性という日本の良さだけは守って大きく羽ばたいて欲しい」と願っていらっしゃいました。

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